Time Left

迷える大学4年生のブログ

0826 挫折

失敗や挫折は成功のための足掛かりであると、また、人が成長するための糧であると言われる。では、失敗しないことは悪い事なのか。

 

面接で聞かれた。「これまでに大きな失敗や挫折した経験はありますか?」「特にありません。」と答えた私を見て面接官は顔を歪めた。典型的な質問にも関わらず、回答を準備していなかった私も悪いが、無いものは仕方がない。臨機応変に対応できない私は正直に述べてしまった。

 

この質問を聞くたび、「挫折経験の無い人間=駄目な奴」といった図式を押し付けられているように感じ不快になる。

 

本来、失敗などすべきではないはずだ。それが致命傷にならないとも限らない。失敗や挫折を肯定できるのは勝者だけであり、それらの背後に数多の死体が転がっていることも見落としてはならないと思う。

 

だから、安易に「失敗は成功の母」だとか「挫折力」だなどと言うべきでないし、順風満帆の人を指し「甘ちゃん」だと非難してはいけない。その人は失敗しないために努力を積み上げているのであり、それを想像できないのは浅慮ではないか。

 

このたび、私は人生初の挫折を経験した。つまり、就活で失敗した。今後、心配する素振りを見せつつ話題の種を得ようとする人々、また、私を快く思わない人々の嬉々とする視線を受けながら生活しなければならないと思うと反吐が出るのだが、敗者の宿命であるので堪えるしかない。

 

今、この失敗を「成長の糧である」などと思いたくない。そのような不確かな言葉で自分を慰めるような弱者にはなりたくない。